【生理痛対策】ハンガリーで低用量ピル処方は受けられる?【留学生活】

留学生活

ハンガリーのプライベートクリニックで低用量ピルを処方してもらったので、流れや料金をご紹介します!

はじめに

私、生理痛激重人間でして。実は女子校時代に地元の婦人科で処方してもらった低用量ピルを服用していたので、ハンガリーに渡航する際に割と上位で気になっていたことだったのですが…情報が得られないまま来てみてびっくり。
ひとり暮らし生活がストレスフリーだったようで生理痛が消えたではありませんか!!!笑

ということがあって、予備コース1年生と放置していたのですが、さすがに一年生の試験のストレスはしっかり生理痛を引き起こしてくれちゃいまして。なんならPMSで眠すぎて勉強にならない!!!
ということで2年生が始まる前に対策を、と婦人科にかかってきました。

処方してもらうまで

病院の予約

我々は代理店であるHMUのコーディネーターさんに生活面のトラブルなどが起こった際に面倒を見てもらっているので、とりあえずすぐ対応してくれそうだったハンガリー人のコーディネーターさんに相談。
「生理が重いから痛み止めと、PMS対策に低用量ピルを処方してほしくて婦人科に行きたい。」
(ちょうど生理中でなるはやで痛み止めが欲しかった)と伝えたら、爆速でプライベートクリニックの予約を取ってくれました。

診察

教えてもらった病院に予約時間に伺うと受付の人はハンガリー語のみだったのですが、見かねた清掃員の人が英語でサポートをしてくれて、日本でいう問診票みたいなもの(英語版)を記入して、診察室へ。

予約の時に英語しか喋れないってことは言ってもらってたはずだったんですけれど、先生は英語できなくて…笑
とりあえず婦人科診察のために診察室内の更衣室で着替えてってことはジェスチャーで通じたので準備すると、さっきの清掃員の人が通訳替わりに間に入ってくれて、なんとなくふんわり私の主訴を伝えてくれました。
あとで診察票を翻訳にかけたらちゃんと意図は伝わっていたのよかったです。

私は言われるままに診察台(婦人科の足開くやつ)に乗って、超音波検査を受けておしまい。

サーモンピンクの方が処方箋

ピルと炎症を抑えるための膣錠(?)を処方してもらえるみたいで服用の仕方を清掃員さん経由で教えてもらい、二枚の処方箋を受け取りました。ロキソニン的な痛み止めをもらうつもりでいたので、先生にグーグル翻訳で聞いたのですが、「それよりもこっちのほうがいいよ」みたいなことを言われたので、それ以上は言えませんでした笑

受付で呼ばれるとかなくそのまま診察費16,000Ftをお支払いしました。プライベートクリニックだから大学の保険が効かないためか少し高いかな…?でも検査込みの初診費用で6500円なら普通なのか…?といった感じです。

薬局へ

病院の近くに処方箋薬局があるのはハンガリーも同じで、処方箋を渡したら、膣錠の方はすぐもらえました。
薬局は緑色の十字マークの看板があって、gyógyszertárやPatikaと書いてあります。

ピルの方は店舗に用意が無かったみたいで英語喋れる方が「午後2時以降に取りに来て」とのことだったので先に支払いだけして後で取りに行きました。小さい店舗だったのでほぼ顔パスでピルも渡してもらえました。
ピルは3か月分がひと箱になっているもので14,998Ft (6092円)で、膣錠の方は6日分で4,298Ftでした。

なんとなく日本よりヨーロッパの方が低用量ピル自体が普及してて値段が安いイメージがあったので、日本と変わんないか?っていう感想です。ちなみにプライベートクリニックにかかったので自費だったのもありますが、コーディネーターさん曰くハンガリーも日本と同じく保険適用外なようです。

お薬について

低用量ピル

処方された低用量ピルは「Drovelis」というものでした。日本語で調べてもヒットしませんが、そのまま調べるとEU公式の医療サイトがでてきてEUの認可の降りてるピルだよって書いてありました。

箱の中には3か月分のシートと、説明書、曜日シールのついた紙製のピルシートカバーがついていました。曜日シールを貼る感じも日本と変わりませんね。ハンガリー語で曜日分かるからシール使えるけど書き込んだ方が間違えなさそう笑
これでPMS楽になりますように!!お願いだー!

膣錠

問題はこれですよ!笑 清掃員さん越しに説明を聞いたときに、自分でvagina(膣)に入れるっていうから、「座薬の膣バージョンね」って飲み込みつつそんなのはじめてなのでネットで大検索してはじめて”膣錠”という言葉を知りました。主にカンジダ治療目的っぽいです。私の診察票にカンジダとは書いてなかったので、ハンガリーだとそれ以外でも処方するってことなのかな、。

3か月後、続きを貰いに…

あっという間にあれから3カ月経過し、ピルのシートがなくなったので、ピルを貰うべくコーディネーターさんに予約して再びプライベートクリニックへ向かいました。

予約の際に、薬の処方だけとお願いしていたので、予約の時間に病院に入ったらすぐ受付で処方箋を貰えました。
あまりの迅速さにびっくりです笑 
診察室はおろか病院内で一歩もあるかず一回も座らずまるでドライブスルーかののようなスムーズさでした笑

診察や検査なし、おそらく処方箋代のみで6000Ftでした。

その足で前回と同じように薬局に行ってピルを受け取りました。ピルの値段は変更なしです。
事前に予約で薬の処方のことがわかっていたのか、こちらもすぐ受け取れました。

1年でいくらかかる?

プライベートクリニックの場合

3カ月に一回の受診のため、1年で4回。

1年目はピル代が15000Ft×4+診察代等が16000Ft+6000Ft×3=94000Ft
2年目以降は(15000Ft+6000Ft)×4=84000Ft

現在のレートで、日本円で年間3~4万はかかる計算になります。

大学病院の場合

我々は大学の学生医療保険に入っているのですが、体調を崩した場合にかかれるGP(家庭医)の診察にはお金がかかりません。

ピル自体は保険適応外なので、大学病院でも変わらないと思うのですが、今後のことを考えると診察代・処方箋代でも節約できそうならアリかなと思っています。

次回シートを貰う時期に時間的余裕があれば大学病院でかかってみようと思います。
その際また記事にしますのでお待ちください。

感想

ハンガリーでの生活も3年目に突入し、断片的にハンガリー語が分かり生活にもすっかり慣れた状態での受診だったので、特にワタワタすることもなかったですが、慣れてない状態だとパニックになりそうな要素は割とてんこ盛りだった気がします。

自分は日本でも処方を受けて婦人科の診察を知ってたので勝手がわかっていましたが、受けたことない人だと少し怖いかもですね…

生活に慣れてないけどピルの処方を受けたい人はちゃんと英語環境が整ってるのか、その辺を助けてもらえる人と受診するのがいいかもしれません。

また今回は、特に先輩に聞くとかもしないで、勢いでプライベートクリニックにかかってしまったのですが、
今後も継続して服用するとなると少し高いし、大学や奨学金の保険が使えるなら使って安くしたいと思っているので、また新しく分かったことや、より良い選択肢が見つかったら記事にしますね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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